Garage Taisho（ガレージ大正）は、ものづくりの町大阪市大正区で創業１１０年の老舗圧力計専業メーカーとして、「錨印の圧力計」を造り続け、近年はベンチャーマインドで、IoT分野や医療機器分野の製品開発を進める株式会社木幡計器製作所が運営するIoT・ライフサイエンス系ベンチャーのものづくりをサポートするイノベーション創出支援施設です。
区内外に幅広い製造ネットワークと、産学官連携ネットワークを築き上げてきた同社が、自社内に拠点開設し、完成品メーカーとしてのものづくりネットワークとノウハウを活かしながら、株式会社リバネスと、地域のものづくり企業や他のスーパーファクトリーと連携することで、スタートアップベンチャーの成長促進を支援します。
特にIoT分野やライフサイエンス分野のものづくりを中心に、製品開発を、機械・電子・ソフトウェア等の幅広い側面からサポートし、ものづくり以外にも、提携の法務、財務、知的財産、マーケティング等の各分野の専門家との連携により、事業化のための総合支援にあたり、企画・設計・開発・試作・量産・マーケティングまで一貫したサポートを行うことを特徴とします。
また、ベンチャー、大手企業の新規開発部門、量産対応が可能なEMS企業、大学・研究機関、デザイナー・クリエイター、金融機関や投資家、連携支援機関や各方面のプロフェッショナル人材など、社内外の多様な人材が交流する場を提供することで、新たなサービスの開発や試験運用、社員教育・研修や地域活性化に繋がるオープンイノベーションの取り組みを進めていきます。
Garage Taisho（ガレージ大正）では、木幡計器製作所が保有する3Dプリンターや、CNC加工機といった最新のデジタル工作機器や、溶接機、圧力基準器の他、機械、電気、通信系の各種の測定機器や、耐圧、耐振、耐電圧、環境等の試験装置を備え、町工場の設計や製造に携わる熟練した職人・エンジニアが、機械、電子両分野の製品開発や加工、試験検査業務を支援し、当施設に集う人々・アイディア・マーケットを繋ぎ、新しい技術・製品・サービスを創出して参ります。
1 階の工場と、2 階にはコミュニティ形成を促すコワーキングスペースと、イベントスペース、スタートアップが入居するインキュベーションルームを配し、ソフト・ハード面共により充実した支援体制を整えてまいります。
私たちは、この新たな拠点を中心に、かつて「東洋のマンチェスター」と言われた伝統的なものづくりの町、大正区から世界に繋がる新しい共創型のものづくりエコシステムを作り上げることを目的としています。
これから始まる町工場の新たなものづくりへの挑戦にどうぞご期待下さい！
運営：株式会社木幡計器製作所
個室1部屋と共用のコワーキングスペース、打合せスペース、イベントホールに分かれています。
個室はシェアオフィスとして各社が入居できる他、打合せスペースとしても利用可能です。
コワーキングスペースでは、機器開発作業と各種の測定・検査が可能です。
イベントホールは利用者・関係者のミーティング・セミナーはじめ、定期的な交流イベントも開催予定です。
《個室1室》広さ 約10㎡ 1室 最大3名程度同時利用可
《共用コワーキングスペース（検査室含む）》広さ 約55㎡
《共用イベントホール》 広さ 約61.5㎡ 最大60名程度利用可能
《付帯設備》
事務机・椅子、ミーティングスペース、無線LAN、複合機（有料）、ソファー、プロジェクター、
移動式ホワイトボード、無線LAN
《主な製造検査設備》
３Ｄプリンタ、３Ｄスキャナ、３ＤＣＡＤ／ＣＡＭ、樹脂用３Ｄ小型マシニングセンタ、
汎用旋盤、フライス盤、ボール盤、タッピング盤、バンドソー、ＵＶプリンタ、プラズマ処理装置、
アルゴン溶接機、スポット溶接機、ＴＩＧ溶接機、ＹＡＧレーザ溶接機、
各種圧力試験機、流量校正器、デジタル圧力校正器
回路設計用ＣＡＤ、オシロスコープ、ファンクションジェネレーター、ネットワークアナライザ、
耐電圧試験機、絶縁抵抗試験機、振動試験機、恒温槽、恒温恒湿槽など
Garage Taisho（ガレージ大正）は平成30年11月8日に国立大学法人滋賀医科大学と新たな事象創出と人材育成を目的とした医工連携協定を締結致しました。
今後は医工連携分野で、新たな医療機器開発において滋賀医科大学との協力関係を頂きます。
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